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2011年03月17日 「東日本大震災」、被災地の方々へ。 アチコチで流れる「東日本大震災」のニュース、目前の物資が届かない、運搬車のガソリンが不足等、読めば「ハ〜、何とかならんのか」と悔しいおもいばかり。でも、現地で頑張る人達の思いは100倍であろうと思います。 主人の実家は青森、東京の知人、友人、静岡の弟、皆の無事を確認した時は、ホッとしたと同時に、何か送ろうか、なんて思ってしまいました、それが人情と言うもの、でも!援助する私達はスタートを待っているマラソン選手の様なもの、あせってフライングしても迷惑なだけ、「スタート!」の声がかかるまで、一生懸命力を蓄え、すぐに走りだせる様に体制を整えて置きましょう。声がかかったら一生懸命走ってお届けします、待ってて下さい、転ばない様走ります。 「どっこい生きてる」は、今井正監督の映画。続く悲惨な状況の中、それでも主人公は明日疲れた顔しながらも生きていく、そんな内容だったと思う、題名だけは覚えてました。 主人から「震災」での意見を促された時、浮かび上がったのがこの言葉、たくましくて、悲しくて、ちょっとおもろい、ひびきのいい言葉です。 被災地の人々は何もないギリギリの所で生きてますが、難しい顔をしてないのが良い、どこでもやってけるぞ〜、利用できるものはしっかり利用し、甘えて下さい。 私達、阪神大震災での経験、知恵、役立てて下さい、微力ながら色んな形で応援します。 しっかり、「どっこい生きて」、下さい。 目次へ 戻る 2011年05月05日 今このひじり屋物語を書いているのもパソコン、メールもチラシも!大助かりです。 でも、故障したりすると大変、こちとらは単に教わった手順どおりに駒を進めている、反応の遅い器械みたいなもので何にも考えてないので、応用が利かず四苦八苦となります。やおらスーパーウーマンのパソコンインストラクターK子ちゃんに電話。 「う、動けへんけど」、 「エンターキーを押してみて」・・ココ位までは解るんですよ、私も。 「アプリケーションはワード、エクセル?」 「な、何や!何のこと?私は今ひじり屋物語を書いてたんですが?」 私にとってパソコンはホームページやチラシを作成し、メール送信する機械で、「コノボタン押して」「コレ出して」「上からココへ持って来て」と、すべて代名詞でつつがなく事を得ているので、故障の説明もすべて代名詞となります。 「横からやね、右横の・・」「なんか下から選んで」「へ!、本体って何?え、ここの黒い立ってるヤツ?」(さすがに本体とキーボードとモニターの3点セットはチョット前に覚えました) さすがのスーパーウーマンK子ちゃんもなす術がなく、この度お互いの為、各名称をマスターしようと、バイトさん交えて色々教えていただきました。では、その成果をご覧あれ。 まずパソコンのスイッチを入れ、デスクトップのアイコンから(因みに私は初めからデスクトップに各アイコンが在るものだと思ってました、誰かがちゃんと設定してくれてたんですね)メールを選んでチェック、必要とあらばメール作成、タスクバーのIMEをひらがなに変換し文章作成送信。次はチラシ作成、デスクトップに戻りマイドキュメントを開け催事案内のファイルを開き、タブからコマンドを選んで、色塗りでもしましょう。完成しましたらクイックアクセスツールバーから、どれ印刷だ。 如何なもんでしょう(間違うてないやろね。) 今や小学生もするパソコンかな・・、ってどんだけの人がそこんとこ理解して使ってるんでしょうか。そんなもんなくても使えるもんね、故障しなければ。 では、時間となりましたので、スタートボタンを押してシャットダウンです。 目次へ 戻る 2011年06月23日 ひじり屋夫婦にとって、何といっても食べることは一番の楽しみ。 ある日帰宅した主人が「いや〜三田三さんの料理は旨かったで、オバサン(私のこと)にも食べさせたい」と感心しきり。古布や陶磁片で服やアクセサリー等を制作しているギャラリー三田三です。そんなこんなで、厚かましく夫婦してお呼ばれとなりました。 大津市比叡平までクネクネ車で1時間半少々、車酔いにグッタリしたところで到着、先方のお友達含め5人での食事会となりました。楽しそうな面々で、紹介がてらアンナンコンナン喋って居りますと、出てきました最初の料理、ウワ〜おもちゃの国にでも行ったんかいな、みたいな楽しさいっぱいの前菜。工夫凝らした器に踊ってるようなトマトやチーズ、味もそれぞれ、リズム感たっぷり。車酔いも何処かへ吹っ飛びました。 ワクワクのお料理、以下紹介です。 「アサリご飯」 ほんのり生姜味でうまかった。(私好み) 「エビのミンチ衣に素麺巻きのから揚げ」 何とぜいたく、これだけでお腹いっぱい。 「マカロニとシーチキンの卵焼き 」 マカロニの丸型がきれいな切り口、薄味でたくさん食べられます(これは私でもつくれるぞ)。 「ミニトマトのバスケットサラダ」 こんなめんどくさい事。 「根野菜の酢の物」 シャキシャキ感たっぷり、お口直しの一品。 さすがに「かまぼこ」は切っただけやで、とひっくり返すと、梅肉が挟まってました。エライ!私やったら、ハイ切ってドバ、だよね。 感心しながらも私の記憶が確かなのはここまでで、魚もあったな・・・、後、山芋にノリ巻いたフライ、クッキーに抹茶味の?、鳥はナンカの付け焼き??。あ〜、悲しい、覚えとらん!あんなにワイワイと食べまくったのに。 皆様写真見て想像してください。 最初に主人がほめちぎったかの料理は「うどん、天ぷら付き」との事(三田三さんより)。只々「うまかった」の連発で、ホンマにボケてんのんかいな、と苦笑して居りましたが、何のことはない、写真見ながらHP作製してます私も、「え〜とこれは??」と、情けない事に、うまい、オモロイ(組み合わせ)はしっかり覚えてましたが、ハハハ、忘れてる事もしっかり、いっぱいでした。 三田三さんご夫婦とは殆ど店がらみのお付き合いだったので、奥様の料理の一件から色んな話を聞き、新たな一面にちょっとうれしいやら、びっくりやら。仕事でも様々に工夫を凝らし頑張っておられますが、料理を造ってる時が一番楽しい、と言う三田三奥様、しんどい部分、うれしい部分、しっかりふまえて今日があるんですね。お互い美味しいもん食べる為、もう一頑張りしましょう。 奥様のニコニコ顔が一番の御馳走でございました。美味しかったごちそうさま。 *お料理は三田三のギャラリースペースにて食べられます、出張サービスもされてます。必ず事前にお電話にてご予約ください。 ギャラリー三田三 http://www.3-da-3.com/ 今度機会がありましたら、ご主人様の作品や展示会のこと紹介したいと思います、お楽しみに! 目次へ 戻る 2011年07月20日 ハテサテ、暑い!しか言葉の出ない日々ですが、皆様いかがお過ごしですか。 ひじり屋は明日から夏の東京骨董ジャンボリーへの移動が控えております、そしててきたら、今度は我が家の引っ越し準備が待って居ります。 はー、このくそ暑いのに、なんでこんなに立て込む事になるのでしょう。 珍しい事にこの夏場に買い取りもバタバタと重なり聖殿は少々バテ気味、でも好きだから汗だくで買ってきてますが。 今年はいつもと違う夏となりました。 私は春頃から引っ越しの心構えをし、いらないものは捨て、すぐ使わないと思われる物を整理し、タンス等の配置を考え、まじかになって少しでもパ二クラないようアレコレ気持ち的に準備してきました。と、これがもうパニクッテる証拠ですかね。 「何をそんなに早からバタバタすんねん」と、余裕のご主人様。 「私は予定が先に控えてんのがイライラして落ち着かへんねん」は〜気の小さい私です。でも、予定は先だから、予定なんですよね。ハハハ、笑うしかない。 いい事も少し、この暑さと買い取りの連続で、お風呂嫌いの聖殿が毎日のごとく入ってくれます。どう言うこっちゃ。 仕事の配分も年々予定通り進むようになり、この色んな意味でせわしないはずの今年ですが、準備万端整い、「来んかい」とグローブ片手にボールを待ってる状態となってます。 早からバタバタと落ち着きのない私ではありますが、そんな努力も少しは役立ってる? 大量の着物の片づけ発送、骨董祭の準備も予定通り、チラシや暑中見舞いも終わったぞ、 少し余裕あり、で鼻高々、まあ18年やってるんですから、オホホ。 このくそ暑い夏に、大儲けしなくても、「オホホ」位は笑えるのがなんとも嬉しいです。要領の悪い私がやっとつかんだ、「余裕」の二文字、よりによってこの大変な暑い年に、いえ、だからこそ、何処かで肝が据わったのかもしれません。 明日から東京へ行ってきま〜す。 目次へ 戻る 2011年08月07日 明日からひじり屋の夏休みです、浮かれ気分で書いているのではありません、家の引っ越し準備が本格的に始まるのです。 頭ではアレをこうやって等すっかりきれいに収まっているのですが、実際やるとマア時間のかかる事、思う半分もできません。そして、片づけた箱の置き場所が殆どありません。 そのうち箱の上にでも寝るのでは、と思ってます、この暑いのに、ハハハ! で、効率よく、明日はまず押入れの布団整理を、そうすれば押入れの前に箱が置けるし。 そして台所、使ってない食器の何と多い事(新居では色んなお皿使いまくるぞ)。そして、骨董の資料たる本、これが一番多い、どう始末してやろか、ウ〜ン、腕が鳴る! でも、頑張ったら、きれいで少し広い処で暮らせる。うん、窓はガタピシ言わない、熱いお湯だって簡単に出るし、なんと廊下があるし、網戸も付いてるぞ。 今迄どんな所に住んでたん、と言われそうですが、結構快適でした、レトロ感がしっくりなじんで、私達にピッタリの古さでした。ちょっと寂しい気分、でも感傷に浸ってられません、 目の前の荷物片付けよう、引っ越し書類の手続き見直そう、現実を見よう。 本当に頑張るのは住み替えてから、しっくり馴染むよう工夫していい住処にしましょう。 この期間聖殿は仕入れと倉庫片づけ、今年も熱い夏休みとなりそう。 皆様、暑中お見舞い申し上げます。 目次へ 戻る 2011年09月23日 仕事が一段落したのでやっと「ひじり屋物語」に取り掛かろう、と思いふと考えました。 仕事しながら「邪魔な仕事や、これなかったらあの仕事が出来るのに」。もちろんアレもコレも大事な仕事なんですが、その時々で優先順位があり、したい仕事が後回しになることは度々です。 「ひじりや物語」は日頃から題材をあたためて、ヨッシャ、と書き出すのですが、そんな時に「ハイ着物5山」なんて上がってきたら、そちらを優先せざるを得ません。そして下手すると1日がかりで整理となり、ひじり屋物語はお預けになります。そうすると着物の片づけと、経費捻出の手段となった着物市場への発送に追われます。もちろんお客様、かかってくる電話の応対をしながら。そう、これも仕事です。 ハ〜、じゃまくさ!(なんと不埒な事を)、でもイライラしてついそう思ってしまいます。この、「じゃまくさ」ってすごい言葉です、邪魔、に臭い、ですよ(いい加減な発想)。神聖な仕事に対して、なんて事。落ち着いて考えてみれば、仕入れがあって、それを店に置いてお客様が来て買って行かれる、お金になって次の仕入れと、次の仕入れと、時々私達の食費や家賃になるのです。どれ一つ欠けても成立いたしません。 そんなこんなで、金にならないひじり屋物語なんか少し延したって、へん!てなもん、と思ってましたが、「楽しみにしてるよ」なんて聞くと、これも大切にせねば、つまんない物なんて何一つありはしない、と思い知らされまして、この頃は楽しみのお菓子を見ながら、ヨッシャこれ出来たら食べられるで、と考える様にして一つ一つの仕事を大切に頑張っております。 てな事で今回の題材は着物に振り回された一ヶ月に私が身に染みて感じた「邪魔くさいは敵」について書かせて頂きました。 因みに「邪魔」は修行のさまたげをする悪魔、との意味。(国語辞典より) なんか考えさせられます。 目次へ 戻る 2011年11月05日 えー月日のたつのは早いものでございますな。幼少より神童とうたわれ、その反動で大いにぐれました高校時代、そして旅芝居や大工や・・と放浪の果てにたどり着きましたのが、骨董屋でございます。チョンチョン!落語ではございません、聖殿の半生(反省ではありませんよ)でございます。 ノッケから何の話かとお思いでしょうが、先日、聖さんの高校時代の演劇部の後輩が、ネット検索からこの「ひじりや物語」にたどり着き、訪ねてきてくれたのです。 OO日に来るで、と言う事で、私も興味津々店番しながら待っておりましたら、「コンニチハ」とやってきた男女二人連れ、どう見ても若い。私は中年太りの、ひょっとしたら髪の毛の薄い・・・なんて考えてたので、少々びっくり。女性の方は幼顔の学生の雰囲気そのまま。遅れてきたひじり殿は「え、え〜嘘やん、なんでそんな若いん、信じられへん」と開口一番、驚いておりました。(信じられへんのはあなたの容貌や、とお二人は思ったのでは) 右のお二人が後輩です、わかりますよね。 * * * * (左の二人、親子に見えそう) 夕方はやばやと店を閉め近くの和食屋でカンパーイ!。ちょっと「デレデレ」気味の聖殿は飲むこと喋ること、でも「懐かしいな〜」「よう、覚えてるな〜」「へーそうか?覚えてへんな」が殆どでしたが。料理が来ました、お腹のすいてる私はともかく腹ごなし、といきたいのですが、お二方共あまり食べない(私がガッツイテルだけ)、聖殿もほとんど食べない。この肉美味しいのに、ホラ皆さん食べないと、なんて思ってましたら、何々、聖さんが高校内の池の鯉を食べた! W さん(男性の方)、 「鯉はちゃんと洗わないとまずいんですよ」 「うん、まずかった」と聖さん、ニヤニヤ。 このレンコン饅頭はうまい!。 「どうぞ、食べてください、まだまだ来ますよ」 Aさん(女性の方)少し笑って料理を控えめにとられます、W さんも鳥の塩焼きをほおばりながら、聖の台本でお芝居上演した話や、(この台本持参されてます、帰宅してからじっくり読むぞ)ご自分は名古屋出身で、青森は越境入学で寮住まいだった、等真面目そうに、しかしよく聞くとオモロイ話を色々喋ってくれました。 「聖さんはどうやったん」、 私はノドグロの塩焼きを味わいながら興味津々に聞くと 「聖さんはスキンヘッドの硬派でした」。何々、スキンヘッド? 「俺、何か賭けに負けて頭剃って」 「いや、ず〜とスキンヘッドでしたよ」 想像つかん、もちろんヒゲ無しで、でも考えればその方が清潔感ありかな。 「頭血だらけにしてましたね」 やっぱり、きたない奴や。横でAさん小さくでも楽しそうに笑ってました。 私は鳥とノドグロを交互に食べながら、次は何注文しよかな。 「00さんとは連絡取れたん」 「今、調べてます」 聖さんの向かいに座ったW さん、ちょっと不可思議な方で変に生真面目、でも窮屈でもない、存在感あるような無いような、どんな人なんや、和風焼肉の最後の一片をほおばりながら、私は観察しました。 「00さん、ちょっと奇妙な人やったな、どうしてるんやろ会いたいな」、体を持て余す様に斜めに傾け、ちょっとシンミリのひじりんです。 「住所不定の人や」「ヤット連絡着いたら病気」等々。そうでしょうね、30年以上経っていて、W さんA さん、お二人共お父さんお母さんです。W さんは名古屋から、A さんは堺から駆けつけてくれました。お互い色んな風に変わってます、解らないのがあたりまえでしょう。この出会いは奇跡かな!。(W さん今も友人達を探索中です、ありがとうよろしくお願いします) 聖さんが八甲田山にのぼり、寒いのに震えながら酒飲んだ話、何やらかんやら・・(話は興味深かったのによく覚えとらん、スミマセン)、懐かしそうに楽しそうに話してくれるW さん、横でうんうんと思い出す様にうなずくAさん。「ホンマによう覚えてるな」と感心する聖殿。皆ですかさず「アンタが忘れすぎ」と叫びました。 (続く) *興味深い出会いに私もトキメキまして、おかげでどんな話だったのか思い出せず(料理は覚えてたのに)・・ほんとスミマセン、次回頑張ります。まだまだ続きますよお楽しみに。 ********* 2011年11月12日 ハ〜、日にちの経つのは早い、ついこの間「ひじり屋物語」で、“聖殿、高校時代にタイムスリップ≠フ前篇をアップしたばかりなのに、そろそろ後編に取り掛からねばなりません。 A さんはウーロン茶、Wさんはビールかなんかを1杯だけ、従ってひじりん一人酎ハイのお代わりを連発です。 「なんや、あんまり飲めへんのか、そんなんやったか?」(アンタは食べへんのか、体に悪いぞ!) 「イヤ、チョットしんどい事があったんで、以後体の為に控えめにしてます」 とW さん、やっぱり真面目そうや。 「あ、そうそう、旅芝居、見に行かせてもらいましたよね」 「そうや、連絡したら見に来てくれたな」 「あの芝居の後、行方不明になったんですよ、連絡取れなくなって」 フンフン、私が聞いてるバラバラの聖の半生が、アレがア〜なってア〜で東京へ、それがコ〜なって関西に来たと言う訳か、¥900ポッキリ持って関西へ、つながったではないか。 旅芝居の話題から、「ちび玉」のことや「おひねりだけで¥100万稼ぐ役者もおる」、等の話しとなり「台本無しで、口立てでセリフ覚えてやな」「おひねりだけが賃金やけど寝食付きや」。(なんや、怠け者の言い草に聞こえるけど) A さん、時々相槌を打ったり話しに加わったり、そして、ニッコリしながら控えめに料理を食べます。本当はもっとバリバリ食べるんじゃないのかな、気を使わせたのかしら、等とつまらぬことを考えながら、ウ〜ン食べ足りない、と、お寿司と揚げ物を注文し、残り物を聖の皿に押しやりました。 「けどな〜、何やヤッテられへんな思って旅芝居やめたんや」(あれから聖殿も色々ありました、聞きたい方はお店に来てね、私と知り合うのはもっともっと後です) ハイ、お寿司ですよ、どうぞ食べて下さい。A さん、やっぱりニッコリ笑ってお寿司をつままれます、因みに彼女は10年以上前に「甲東園」に住んでおられたとの事、奇縁ではないですか、きっとどこかで逢っていたかもしれません。 W さんは今晩我が家にお泊り、遠方にお帰りのA さんが遅くなっては、と8時半ごろ解散。A さんを甲東園の駅にお見送りして、構内に消える後姿に「あ、お母さんやったんや」と気が付いて、3人で喋っている姿は学生やし、所帯やつれもしてへんしな、と感心しました。次回逢う時はもっといっぱい話しましょう。 摩訶不思議なW さんを伴ってご帰還。(新築であんまり汚れてへんし、つくづく引っ越しして良かったと初めて思いました) 聖殿が偶然手に入れた高校の名簿をめくりながら、真面目な顔つきの二人。 「お風呂準備しますからお待ち下さいね」と、早々に手配すると、さっそく聖殿作の台本を読ませてもらいました。何の為に勉強するんだ、学校の授業は大学に入るためだけのものなのか・・そんな青春の悩みを問答形式で書かれた台本は、今のチョット斜に構えた聖殿とは違う様な、イヤそんな熱いとこもあるかな、みたいな、少々新鮮ではありました。 まだ話し足りない様な聖殿はほっといて、お疲れのW さんにはお風呂に入って頂き「チョットいびきうるさいけど」と聖さんの部屋に一緒に寝て頂きました。明朝、「確かにうるさかったです、叫ぶ様ないびきで」、とお疲れはとれなかった様子。後日、次回は耳栓用意して来て下さいね、とメールしましたら、マジメにそうします、との返事でした。 その晩「ほんと二人共ええ性格やし、会えてよかったね」と話しかけますと 「当たり前や、俺らの学校はトップクラスの進学校やったんや」と、トンチンカンな返事が返ってきました。 あんなに喋るのも照れかくしの裏返しかな、きっと自慢の(頭も性格も良い)後輩達が来てくれたのがうれしかったんだと思います。 2〜3日してW さんからのメールで、お姉様の旦那様がひじり屋を知っていて、話したこともあるとの事。 「永年の課題も答えがわかってしまえば、すぐに手が届くようなところでお互い生きていたということなんですね」、の文章にグットきました。 こんど又、色んな誰か達と会えるのを聖殿は楽しみにしていると思います。 目次へ 戻る |
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古物商ふるものあきない ひじり屋 〒663-8003 兵庫県西宮市上大市1−8−1 TEL:0798-54-5258 フリーダイヤル: 0120-71-3798 E-mail: info@hijiriya.com |
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