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【陶器指南】

予幼きより陶器を製する事を好しに、摂州三田住神田某、其功を試みん為に陶器山を其所に開き、連綿たる事既に三十年。総て陶器は土石を心とし銅鉛或は塩灰を装いとす、然れども其土石並びに諸薬調合の分量を知らざれば、遂に陶器を製する事あたわず。故に多年其分量始終を、試み製陶を好む人に示さん為、細かに奥義を記取する事しかり。


諸焼物薬絵具調合所 平安城伏見街道一ノ橋下る 欽古堂亀祐 文政十三年庚寅仲秋発刻



神田某(神田惣兵衛の

事か?)が陶器山を開

いて既に30年とある。

文政13年の奥付から

30年をひくと少なくとも

神田宗兵衛が窯を開い

たのは寛政12年以前に

なる。

奥付にある(諸焼物薬

絵具調合所)からもわか

るとうり欽古堂亀助は、   
陶工としても有能であっ

たと同時に、陶器指南

書、型、釉薬の販売な

ど、商売にもたけていた

ようである。

神田惣兵衛が欽古堂亀

助を三田に招いたにし

ては、神田某という表現

は如何なものか?
                              

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